「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」グレッグ・マキューン

○心に残る「一冊」との出会いは?

 

社会人3年目だったころ、「最少の時間で成果を最大にする」というフレーズに心打たれてamazonで購入しました。


この頃にはもう仕事に慣れて、

責任のある大きなプロジェクトを4〜5件回すようになっておりました。

 

しかし、どうも1つ1つのプロジェクトの進捗が良くない。

 

しかも、新人の頃よりも遅いこともありました。

 

明らかに僕の効率が落ちていたのです。「これではいけない」と焦りました。

 

その焦りを解消したくて、手にとったのがこの本でした。

 

このときの僕は「もしかしたら、これで多くのプロジェクトを回せる人間になれるんじゃないか」と期待しておりました。

 

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○「一冊」について感じていることを自由に書いて下さい。

 

これを読んで、冒頭で衝撃を受けました。

 

「大多数のものは無価値である」

 

「重要なのは、何をやるかではなく、何を賢く捨てるか」

 

「より少なく、より良く」

 

私が以前思っていた「多くのプロジェクトを回したい」という気持ちとは

 

正反対のことが書いてありました。

 

しかし、読み進めていくと今までの自分を恥ずかしいと感じるようになりました。

 

全部やろうとして全て中途半端になっていたことに気づいていなかったのです。

 

もし、一度しかない人生において、

 

「最も価値があり、やりたいと純粋に思えて、自分しかできないこと」に

 

全力を注ぎたいとお思いでしたら、

 

この本をご覧いただけるとそのヒントが書かれているかと思います。

 

○「よのなか読書会」に参加して

 

興味を持って私の話を聞いてくださったので、話に熱がこもりました。

 

多岐にわたるジャンルの本が紹介され、面白かったです。

 

(投稿者:S.Kさん 通りすがりのソリューションアーキテクト。ミッションステートメントは「世の仕組みを変えるものを創り続けること」)